2023-2024年度 国際ロータリー第2670地区「地区運営方針」

吉岡宏美2023-2024年度 ガバナー
吉岡 宏美(徳島RC)

テーマ 「挑戦しよう」

2023-2024 年度RI テーマと地区運営方針

国際ロータリー第2670 地区研修、協議会に際しまして、第2670 地区の2023-2024 年度の方針について説明させていただきます。2023 年1 月、アメリカ オーランドで開催されました国際協議会において、2023-2024 年度 国際ロータリー ゴードンR.マッキナリー会長より本年度の方針について発表がありました。

エディンバラの王立高校とダンディー大学で学び、口腔外科の大学院学位を取得。2016 年までエディンバラで自身の歯科医院を経営。1984 年、26 歳でロータリーに入会。South Queensferry(サウス・クイーンズフェリー)ロータリークラブに所属し、グレートブリテンおよびアイルランドの国際ロータリー(RIBI)の会長と副会長、RI の理事と委員会メンバー(2022 年ヒューストン国際大会委員会アドバイザー、運営審査委員長など)を務めた。

趣味はラグビー、グルメとワイン、スコットランドの伝統的な杖づくり。

2023-2024 年度 RI 会長 ゴードンR. マッキナリー氏スピーチの概要は次の通りです。

2023-2024 年度RI 会長
ゴードン R. マッキナリー氏スピーチ概要会長

テーマ、バッジについて

2006 年、会長はタイのパーン・タリングチャン村を訪れました。そこでは、2004 年末の津波の後で、ロータリー会員が新しい家や集会場、保育所、医療施設の建設にあたっていました。そこで、ある女性が会長に近寄って来ました。悲劇に直面した彼女は、やつれた様子でした。その女性は、会長に美しい貝殻をくれました。

彼女は、ロータリーがしてくれたことへの感謝のしるしとして受け取って欲しいと言い張りました。後日、会長は再びその彼女に会い、彼女が津波で夫、娘、息子を失ったことを知りました。津波がすべてを奪ったのです。家族、家、生計を失い、そして何よりも、生き続ける希望と理由を失いました。しかし彼女は、地域社会を立て直すロータリーの活動のおかげで前向きな気持ちを取り戻し、希望が与えられたと言いました。

これは美しい貝殻です。会長は本年度のテーマとその意味を検討していたとき、この貝殻だけでなく、存命するスコットランドの最も偉大なアーティストの一人でJolomo としても知られるジョン・ロウリー・モリソン氏がよく使用する色にも引きつけられました。私は長年、彼の作品を愛し、収集してきました。ネクタイとスカーフの色を選んでいたとき、いただいた貝殻、モリソン氏の作品に世界の色を反映させ、さらに重要なこととして、本年度にロータリーが注力すべきことを反映、させたいと思いました。

タイの女性との思い出とこれらの色から、会長は、今私たちが何をすべきか、どんな行動を呼びかけるべきか、テーマは何であるべきかに気づきました。

そこで2023-2024 年度テーマは「世界に希望を生みだそう」であることを発表されました。

また、スピーチの中で、次の4 点について取り組むことを強調しました。

  • 1. 過去のリーダーたちが始めたイニシアチブを引き継いでいく、継続の重要性を実践すること。
  • 2.ビジョン声明で「持続可能なよい変化を生むために、人びとが手を取り合って行動する世界を目指しています。」
  • 3. 世界に希望を生み出す重要な方法は、平和に重点的に取り組むこと。
  • 4. 新型コロナウイルスの世界的流行によって深刻化しているメンタルヘルス等への取り組み
    取り組むべき重点事項として次の5 点について説明しました。
    ①ローターアクトと支え合う方法を考え取り組む
    ②女児のエンパワメント
    ③多様性、公平さ、インクルージョンを促進するためにDEI を全面的にサポートする
    ④ポリオ根絶
    ⑤メンタルヘルス

国際ロータリー第2670 地区の
テーマと地区ビジョン/ 中期計画・年次計画

地区テーマ: 挑戦しよう(Challenge )

  • 1. これまでの活動を発展的に継続しよう。
  • 2. 新たな取り組み、革新的な変化に挑戦的に取り組もう。

地区ビジョン

RID2670 地区ビジョン(仮)
私たちロータリークラブ・ローターアクトクラブは

  • 1. ロータリーの規範ともいえる4 つのテスト、中核的価値観を厳守し、奉仕、親睦に積極的に取り組みます。そのために、多様性、高潔性、リーダーシップを基本的考え方とした地区・クラブづくりに取り組みます。
  • 2. 地区で活躍する活動的な、また高潔性のある人びとを会員とし、地域社会の人びととともに明るく、平和な地域づくりに取り組みます。会員の多様性、公平さ、インクルージョンを大切にし、居心地の良い地区、クラブづくりに努めます。
  • 3. RI テーマを正しく認識し、テーマ、地区の状況、特性を考慮した地区テーマを策定し、会員の知識、能力を結集し、テーマに沿った各種事業の実現に取り組みます。
  • 4. ロータリーの重要な活動に青少年の育成があります。青少年への支援に努め、未来のリーダーを育成します。

また、世界の平和を実現するため、支援が必要な地域の人びとへの支援に取り組み、紛争のない世界、明るい地域づくりに取り組みます。

ロータリーの活動の基本となるものは、

4つのテスト

真実かどうか
みんなに公平か
好意と友情を深めるか
みんなのためになるかどうか

中核的価値観(core values)

奉仕、親睦 service fellowship
☆志を同じくする者同士の仲間意識
多様性 diversity
高潔性 integrity
リーダーシップ leadership
☆組織が目指す目標を達成するために、メンバーを導く能力

ビジョン声明

「私たちは、世界で、地域社会で、そして自分自身の中で持続可能な変化を生むために、人びとが手を取り合って行動する世界を目指しています。」

戦略的優先事項

「より大きなインパクトをもたらす」
「参加者の基盤を広げる」
「参加者の積極的なかかわりを促す」
「適応力を高める」

吉岡ガバナープロフィール

氏名

吉岡 宏美 (よしおか ひろみ)

生年月日

1952 年11 月3 日

パートナー

吉岡 佐恵子(よしおか さえこ)

所属RC

徳島ロータリークラブ

職業分類

普通銀行

勤務先

株式会社徳島大正銀行 取締役会長

現住所

〒770-0931 徳島県徳島市富田浜1丁目41

最終学歴

1975 年 3 月 大阪経済大学経済学部卒業

職  歴
  • 1976 年 4 月
    株式会社徳島相互銀行 入行
  • 1989 年 2 月
    株式会社徳島銀行に商号変更
  • 1989 年 8 月
    脇町支店長
  • 1991 年 2 月
    人事部次長
  • 1995 年 2 月
    高松支店長
  • 1997 年 8 月
    人事部副部長
  • 1998 年 6 月
    人事部長
  • 2000 年 4 月
    営業企画部長
  • 2001 年 6 月
    取締役 営業企画部長
  • 2003 年 6 月
    常務取締役 総合企画本部長兼企画部長
  • 2006 年 6 月
    代表取締役専務 総合企画本部長兼企画部長
  • 2009 年 2 月
    代表取締役専務 総合企画本部長
  • 2010 年 2 月
    代表取締役専務
  • 2011 年 6 月
    代表取締役頭取
  • 2020 年 1 月
    株式会社 徳島大正銀行に商号変更
  • 2020 年 6 月
    取締役副会長
  • 2022 年 6 月
    取締役会長 現在に至る
ロータリー歴
  • 2007 年10 月
    徳島ロータリークラブ 入会
  • 2010-11 年度
    徳島ロータリークラブ 会員増強委員会委員長
  • 2014-15 年度
    徳島ロータリークラブ 会員増強委員会委員長
  • 2015-16 年度
    徳島ロータリークラブ 環境保全委員会委員長
  • 2018-19 年度
    徳島ロータリークラブ 会計
  • 2019-20 年度
    徳島ロータリークラブ 会計
  • 2021-22 年度
    徳島ロータリークラブ 会長
受賞

米山功労者マルチプル
マルチプル・ポール・ハリス・フェロー
ポール・ハリス・ソサエティ

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